Interview
Department of Japanese Cultural Studies
在学生
日本の文化を知りたい、そんな漠然とした興味を入り口に本学科を志望した私が、今では「民俗」に夢中になっています。授業や実習に取り組むなかで、未知の領域だった学問に強く惹かれるようになりました。とことん掘り下げたいと思える分野に出会えたのも、文学や言語、美術、伝統芸能、そして民俗など、多方面から日本について学べる充実したカリキュラムのおかげです。ただし単に知識をインプットするだけでなく、アウトプットするための力も養われる点が、この学科の特徴です。例えば、授業でレポートを提出する際も先生方から個別で丁寧なアドバイスをいただけるので、自分の考えを人に伝えるうえで必要な言葉の組み立て方や情報のまとめ方などがしっかりと身につきます。今後は、Kawajoで見つけた専門領域と備わった発信力を大事にし、自分ならではのキャリアを築いていきたいです。
外国語の専門学校で学んでいた時、ネイティブの先生に日本語を教える機会がありました。その時の「教えるのが上手だね」という先生の一言が、私に日本語教員という新しい夢への扉を開いてくれたきっかけです。入学後は、日本語教育の現場を肌で感じられる教育実習や模擬授業を通して、教える楽しさを日々実感しています。学科の特色である「日本文化実技」では、第一線で活躍する講師陣から本格的な日本文化を学ぶこともできます。また、先生方からの手厚いサポートもKawajoの魅力だと感じます。入学前は日本語教員に「なりたい」という思いだけが先行していた私も、今では「学習者の立場に立って、より良い授業を作っていきたい」という確かな目標を持てるまでに成長できました。