Interview
Department of History
卒業生
マヤ文明から中国史まで幅広い分野の歴史を学び、多角的な視点が養われました。大学生活を通して特に力を入れたのは、図版や地図を効果的に活用した資料の作成です。3年次のゼミでは、「マヤ文明」というマイナーなテーマをわかりやすく伝える工夫を重ね、相手目線に立った丁寧な説明に徹しました。また、さまざまな地域から集まる友人との交流は、多様性への理解を深める貴重な機会であったと感じます。多様な価値観に触れた経験とアルバイトで芽生えた接客への興味が結びつき、より専門的なホスピタリティを提供できるホテル業界を目指すことを決意しました。多様性への理解と相手に寄り添う心を忘れず、ホスピタリティの世界でお客様の思い出づくりに貢献したいと思います。
在学中は、2つの資格取得と「韓国服飾文化」の卒業論文に全力を投じました。卒業論文は参考となる文献や史料が少なく、先生にアドバイスをいただきながら苦労して素材を集めました。当時は大変だったその経験が、情報を集約する力や広い視野の獲得へとつながり、今も新卒生に向けた施策の提案や研修カリキュラムの作成に活かされています。全力で取り組む姿勢はKawajoで学んだことで自然に身についたと思っています。
4年間で最も感じたことは人との距離の近さです。先生方や職員の皆様は常に親身になって相談に乗ってくれて、些細な事でもすぐに相談しに行った思い出があります。現在はホテルでウェディングプランナーの仕事をしており、多くのお客様の結婚式のご相談を聞いています。大学生活では相談をする側でしたが、先生方が常に相談を聞いてくださった姿を思い出して仕事では常にお客様に寄り添うことを意識しています。先生方は卒業してからも心強い存在に感じています。